最初からあなたなんて知らなきゃよかった

なんとなく前より仕事に慣れてきた気がしている。

役には立てていないけれど、昨日はあまり迷惑をかけずに済んだとおもっている。

 

「A子さんの恋人」5巻を読んだ。

なにひとつ無駄がなかった。すごい。

4巻までで提示されたさりげないエピソードや小道具ひとつひとつがいかされている。

A子もA太郎も他人からみたらとても身軽でなににも執着してないふうで、けれどいざというときに残す「大切なもの」が一緒なんだなって。

U子ちゃんかわいかったな。あんなのずるいよね。すきになっちゃうよね。

A君は察しがいいからすべてわかってしまうね。

床に本を並べるのはA子のやりかたで、だからうまくいかないのかな。

A君はA子とはちがう。本はきちんと本棚にしまう。

 

A君に預けてあるものがA太郎からもらったものだなんてやはりとんでもないなA子は。